全国で高齢者が増える一方、年々クラブの解散、会員の減少に歯止めが利かないのが現状です。

　独り住まいの高齢者、外に出るのが億劫、家でテレビを見て一日を過ごす、そんな人がたくさんいるはずと、須磨区老連では、会員増強キャンペーンと題し、区老連会長を筆頭に執行部が一丸となり作戦会議を開きました。

　意見を出し合い構想を練り、ポスター80枚、チラシ１８，０００枚を作成し、各クラブの人数にあわせ、50枚から、多いクラブでは３，０００枚を会長が、それぞれ地域に配布しました。各地域福祉センター・地域の議員事務所・市場・美容院・医院・須磨区役所にも協力をお願いしました。

　10月には須磨離宮公園で神戸まつりの催しがあり、そこでもポスターを貼り、それを見た娘さんが〝おばあちゃんに勧めよう〟と、さっそく区役所へ相談に行き近くのクラブを紹介。また、直接申し込まれた方もあり、チラシの効果でしょうか、今年度に入って、各クラブに２名、３名と17名の入会者があったクラブもありました。

　わがクラブでも、入会された方が、日帰りバス旅行、ダンベル体操、食事会、カラオケなどにいつも笑顔で積極的に参加されており、ポスターを見て入会を勧めたお嫁さんから〝姑はほとんどを家で過ごし、あまり外には出ない人だったのに、楽しい楽しいと出かける姿にビックリしています、ありがとうございます〟と、お礼の電話をいただき、活動あるのみと元気が出ました。

　会員が減少するばかりと待っていては、会員は増えないと痛感しました。