令和４年10月25日（火）、総勢77名が２台のバスに分乗し、少し肌寒いが澄み切った絶好の旅行日和の青空の下、最初の目的地である京都の平等院へと向かった。10円硬貨に載っていて、世界文化遺産に登録されている「古都京都の文化財」平等院は、阿字池の静寂の中に、威厳を持って建っていて深い感銘を受けた。コロナ禍も小康状態が続いていてもやはり京都、修学旅行生が多く見受けられた。その後、宇治茶で有名なお茶の名店が並ぶ宇治の街中を抜け、滋賀県大津市へ。石山寺の門前へ今日の昼食会場の洗心寮に到着。店の眼前を流れる瀬田川は、全国有数のしじみの産地。しじみを炊き込んだ「しじみご飯」は絶品。湯葉、酢味噌で味わう鯉のあらい、若鳥の寄せ鍋等どれもこれも美味しく頂き完食。その後、皆さま店内で近江のお土産品を物色。

　次に、「びわ湖大津館イングリッシュガーデン」を訪問。２０１５年に完成したこの庭にはバラを中心として、ラベンダーやハーブ類が300種、３︐０００株で構成されている。バラも最盛期にはまだ早いのか咲いている花が少なく残念な気がしたが、湖畔の庭園で湖面をヨットが滑るように走っているのを見るのも風情があった。その後、最後の立ち寄り先の井筒八つ橋本舗にて皆さま京都名産の八つ橋を買い求め、定刻の午後５時半前に無事長田に帰着。

　今回の秋の旅行は天候に恵まれ、交通の混雑にも遭わず、皆さまと次回での再会を念じての散開となった。