７月１９日（月）に灘区老連会長地方研修会が開催されました。

　午前８時３０分、ＪＲ六甲道駅前からバス２台に分乗して、兵庫県神鍋高原方面を目指して出発しました。当日は連日の猛暑のなか、無事に会長会会場のブルーリッジホテルに到着しました。市・区老連関係の議題・報告等が終了し、その後、昼食を頂きました。昼食後、植村直己冒険館を見学、初めて彼が兵庫県豊岡市の出身者であったことを知りました。彼の冒険の記録を紹介いたします。

・１９６６年　ヨーロッパ最高峰モンブラン（高度４８０７ｍ）に単独登頂。

・１９６６年　アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ（高度５８９５ｍ）に単独登頂。

・１９６８年　南米大陸最高峰アコンカグア（高度６９６０ｍ）に単独登頂。

・１９６８年　アマゾン川約６０００ｋｍを単独筏下り。

・１９７０年　松浦輝夫氏と共に、日本人として初めて世界最高峰エベレスト（８８４８ｍ）の頂上に立った。

・１９７０年　北米大陸最高峰マッキンリー（高度６１９４ｍ）に単独登頂。世界初の５大陸最高峰登頂者となった。

・１９７１年　日本列島３０００㎞を徒歩で縦断。

・１９７３年　グリーンランド３０００ｋｍを犬ゾリ単独行。

・１９７６年　北極圏１万２０００ｋｍの犬ゾリ単独行。

・１９７８年　世界初の北極点に犬ゾリ隊による単独到達。

・１９７８年　世界初犬ゾリ単独行でグリーンランド縦断。

・１９８１年　冬季エベレスト登頂断念。

・１９８２年　南極大陸犬ゾリ隊による走破と同最高峰登頂のため、南極へ。

・１９８３年　残念ながら、南極大陸走破計画を断念。

・１９８４年　世界初の冬季マッキンリー単独登頂。翌日、搭乗飛行機との交信を最後に消息を絶った。

　帰路、神鍋高原「道の駅」に寄り、皆さんは思い思いに土産物を買い求めました。

　バスは順調に走り、無事帰神することができました。楽しい会長地方研修会でした。