この２年間は言うに及ばず、現在もまだコロナ禍と言う未曾有の事態の真只中に私達はいます。ワクチン接種が進む中、未だ予断を許さない状況となり、当クラブの活動も様々な制約を受けざるを得ない中で、何ができるか暗中模索の日々が続きました。本来なら、昨年は当クラブ設立から２０周年を迎え、記念事業を計画立案中でありました。「継続は力なり」今、正に充実期に入ろうとしていた矢先に緊急事態宣言が発出され、中止已む無しに至った事は大変残念でした。苦肉の策で記念品としてタオルを全会員に配布し、押し並べて、総会（書面議決書）、敬老会（和菓子）、新年会（粗品）を届け、当クラブの基本理念の一つである会員相互の安否確認に努めました。また、屋外での活動は、比較的３密を避けられる区老連ゴルフ大会、花谷ゴルフ大会（交流戦）、また小学生下校見守りサポートや地域周辺道路の清掃にも微力ながら参加する事ができました。

　ここで、特筆すべき事は、思いも掛けず「令和２年度神戸市社会福祉大会市長表彰」を授与された事です。以下の事「社会福祉に関する活動・協力援助・事業の推進に貢献した」を踏まえての優良老人クラブと評価された事は全会員に取り大変喜ばしく名誉な事で、今後の活動に大いなる励みとなりました。

　今後の活動指針は、正しくコロナを恐れ、ｗｉｔｈコロナを視野に入れ、工夫を凝らし、暫くはコロナ感染対策グッズ（当クラブは全会員のフェイスガードも準備）を駆使し、試行錯誤でこの難局を乗り越えるべく一致団結しております。そして早期の終息を切に祈念するばかりです。