市老連広報紙に掲載された区老連や単位クラブの活動を紹介します。
一年の思い （狩口シニヤ倶楽部・垂水区）
2021-05-10
２０２０年は新型コロナウイルス禍の一年でした。私達老人倶楽部はすべてに戸惑いながらも、フレイル老人にならぬことを願いながら、種々の活動を注意深く実施してきました。例えば、行事ごとに手洗い・アルコール消毒・検温・ウガイなどを呼び掛けながらの毎日でした。
今までに経験したことのない不安な禍（うず）に巻き込まれた中で、私達狩口シニヤ倶楽部は模索の末、少人数のクラブ活動に活動の場を見出しました。俳句会・書道教室、女性達のお花・手芸などなどです。これら室内活動に加え、グラウンドゴルフ・輪投げなどの屋外競技でも、充分注意をしながらの活動でした。例えば、マージャン等ではマスクにフェイスガード、更に換気と細心の注意を払ってきました。主催者には大変負担をかけましたが、お陰で一人の風邪ひきも出さず、フレイル予防と健康維持にと取り組んでいます。
もちろん余儀なく中止のクラブもありますが、楽しい老後の思い出作りにと活動に余念がありません。俳句会では、西区の太山寺の周りを歩き、お風呂や食事を楽しみ、橋田草経先生のご指導で一句…と良い思い出作りができました。
また社会奉仕活動では、全国一斉社会奉仕の清掃活動の他に、矢元台公園での毎週のグラウンドゴルフの前後には、コロナに注意をしながら同公園の清掃を行っています。
盆踊りも新年会も中止になり困った一年でしたが、人生百年時代といわれる今、グレートデイズ！（限りある日々を偉大な日々）へと。当倶楽部は前に、前に。
今も入会希望者が止まりません。３年前の発足当時４４名が今や倍増以上の９１名、大所帯になりそうです。老人たちよ！楽しく、元気で。
