■日時… …令和7年７月２5日（金）

 

　令和7年度の会員増強研修会が７月２5日（金）総合福祉センターで開催されました。

　研修会には、単位クラブの会長等５１名、事例発表者２名、役員等７名、合計６０名が参加しました。
　近藤理事長の開催挨拶の後、事例発表１として、垂水区桃山台クラブの山本寿会長から会員増強の取り組みについての発表がありました。

　事例発表の１つ目は、垂水区桃山台クラブです。このクラブは、会員数が１１５名と規模が大きいクラブで、１３のサークルがあり、地区別に１０のグループに分けて連絡や見守りを実施しています。これまでに、モデル活動事業 として、令和５年度はスマホ教室、令和６年度はダーツサークルを立ち上げ、地域の方々と交流を行うことで、新規会員の増加につながりました。特にダーツは、地域福祉センターと同じ建物内にある児童館の子供たちとの交流にも役立ち、楽しい時間を過ごしているとのことです。また、グラウンドゴルフの練習の前に行うラジオ体操には、会員外の地域の方も参加されており、各サークルの情報提供を行うことで、新入会の方が増えているとのお話でした。

　事例発表２として、長田区老連の日置副会長から発表がありました。

　長田区老連では、モデル活動事業の取り組みとして、令和６年度に区内の単位クラブ会長を対象に、運営の実態や課題と対応策について、アンケート調査を行いました。その結果をもとに、スマホ等を活用した情報共有を実践するとともに、会長の後継者となれる人材育成の必要性を実感し、構想を練りました。その後、様々な検討を行った結果、現在市老連が全市を対象に取り組もうとしている「KOBEシニア希望塾」に発展しました。

　休憩後の意見交換でも、参加者から積極的な発言が多数あり、有意義な研修となりました。