私達「遊遊（ゆうゆう）クラブ」は、須磨区緑が丘１丁目を本拠地に、昨年（令和２年）４月１日（水）に結成しました。言わば、出来立てほやほやのクラブです。
　折しもコロナ禍の最中で、最初の活動はグラウンドゴルフぐらいでした。そして、この年の春の須磨区老連の催しはほぼ全て中止となりました。
　この様な中で令和３年になり、３月に団体戦である室内運動会が開催されることになりました。団体戦はお祭り的な要素を持っており、特に出来立てほやほやのクラブにとって、クラブ員同士が楽しみながら気持ちを固めることができますので、必ず出場することにしています。
　参加者を募ったところ、１２名集まりました。エントリー８名、残り４名は応援と決めておりましたが、主催者に確認したところ、コロナ禍であるので参加者は８名のみと言われ、泣く泣くゲーム出場者８名のみが参加することとなってしまいました。
　それから、この８名を中心に練習を開始しましたが、誰も出場したことがなく、競技ルールが分かりません。仕方なく、輪投げだけの練習をし、３月１６日（火）の予選に臨みました。
　元々、団体戦は参加することに意義があるとの思いで参加していますので、予選の各競技の最中や各競技終了後の賞品授与の際に、はしゃいでしまい、主催者から「もう少し静かに」との注意を受ける始末でした。終わってみれば、予選１位の成績で、３月２３日（火）の決勝戦出場の切符をもらっていました。
　決勝戦は１週間後です。「出るからには優勝や」「特訓や」などの声もありましたが、適当に、競技ルールの復習、弱点の輪投げ練習をして決勝戦に臨みました。
　決勝戦でも予選と同じように、和気あいあいはしゃぎながら戦い、結果は準優勝でした。この準優勝は私達のクラブにとって、初めての快挙です。クラブ全員で祝いました。
　何も知らずに参加し、その都度主催者の方々にはお世話になり、ありがとうございました。
　次は弱点の輪投げを克服して、優勝との目標を持ち、これからも幾分の緊張感を持って、練習に励みたいと思っています。