藤原カリヨン会は六甲北ニュータウンとして誕生した藤原台の北町、中町、南町を中心に平成２年に発足しましたので、今年で創立34年になります。しかし、昨年３月、令和３年から会長を務められた佐々木氏が体調不良のため会長交代を希望しましたが不調に終わり、藤原カリヨン会解散が決議されました。
　それを耳にした田中章雄氏が非会員なのに「カリヨン会解散やてー？　もったいない。私が副会長をやるから、山田さん（非会員）、会長になってくれ」と言い出し「それなら私も副会長としてサポートします」と会長経験者の大林直氏、さらに、小畠通子氏が会計を引き受けますということになり、解散を回避できました。これはカリヨン会の活動とは別のラジオ体操仲間の間での話し合いの結果でした。入会、即会長という重要任務を担うことでしたが、皆さんの協力のもと会運営を続けることができています。
　令和２年には創立30周年を迎えましたが、コロナ禍のため大人数で集まる記念祝賀会ができませんでした。昨年５月にコロナ感染症の扱いが緩和されたので、９月に３年遅れでようやく「創立30周年記念敬老祝賀会」を95歳の松本芳美元会長をはじめ多数の会員さんの出席により六甲保養荘で開催することができました。ミニ会席コースを頂きながら和やかに会話が弾み、久し振りに大勢が出席して、フェイス・トゥ・フェイスで楽しい時を過ごしました。ビンゴゲームや希望者によるカラオケなどが賑やかに行われ「解散せずによかった」と実感しています。
　現在、会員数は70名で、８つの同好会があります。例えば、グラウンドゴルフ同好会は10月に行われた有野町民親睦大会に最高齢90歳、平均年齢82歳のチームで出場しました。本会の今年の目標として、さらなる会員増強と同好会活動の活発化を目指します。