令和５年10月に開催された、神戸市老人クラブ大会演芸の集いに長田区老連から大正琴を披露しました。コロナ禍で中止が相次ぎ、久しぶりの出演となりました。
　この間、部員も7名から2名に減少していましたが、出演の依頼があり、神戸市老眼大学大正琴部に友情出演を打診、参加を快諾いただきました。部員は神戸市各区のシニアクラブに所属されており、活躍をされている皆さんです。大正琴は難しいと思われがちですが、楽譜を読めなくても誰でもが簡単に弾ける楽しい楽器として知られています。認知症予防として脳を刺激し手指を動かすことが予防効果に繋がるとされています。また、自宅でも一人で弾いて歌えます。
　出演者は高齢であり難しい曲は弾けません。昔に習った学童唱歌や皆さんの知っている懐かしい歌を中心に練習をしています。練習の合間は、各区クラブの旅行、グラウンドゴルフ、ボウリング、輪投げ等の話題に花が咲きます。最後に行きつくことは体調の是非や認知症の話になり、夫婦２人のうちどちらが先に逝くかと侘しい楽しくもある話題となり、休憩時間がいつも延長となります。
　老眼大学大正琴部の流派は「琴城流」。部員は17名で構成されています。今回の演芸大会の演目は、「青い山脈」「いい湯だな」の2曲を選びました。演奏後、来場者の温かい拍手を頂戴することが出来ました。
　大正琴部はコミスタ神戸4階で第１・３の火曜日午後１時から練習を行っております。是非見学にお越し下さい。
　なお、この度「理事長感謝」を受賞。思わぬ表彰に感激の私であります。